💥腕力で押すとどうなる?デメリットまとめ
施術の初心者がやりがちなのが「腕力で押す」ことです。手や腕の筋肉を使って圧をかけると、一見しっかり効いているように感じますが、実は大きなデメリットがあります。
- 相手にとって痛い:圧力が急激に入るため筋肉が防御反応を起こし、かえって緊張してしまう
- リラックスできない:強い刺激はリラックス効果よりもストレスを生みやすい
- セラピストが疲れる:腕や肩に過度な負担がかかり、長時間続けるのが難しい
- 怪我のリスク:腱鞘炎や肩・腰の不調を招きやすい
このように「腕力で押す」ことは、受け手にとっても施術者にとってもメリットが少なく、継続的なケアには向いていません。
🌊体重圧とは?自然に伝わる“やさしい圧”
そこで必要になるのが「体重圧」です。 体重圧とは、腕や手の力ではなく、自分の体重を重力に任せて圧に変える方法のこと。力を「押す」のではなく「乗せる」イメージです。
圧が急激に入らず、じわじわと浸透していくため、受け手は「痛い」ではなく「心地よい」と感じやすくなります。 また、施術者自身も腕力に頼らないため疲労が少なく、長時間の施術でも安定した圧を届けられます。
⚖️体重圧のメリット
体重圧を身につけると、セラピストと受け手の両方に大きなメリットがあります。
- 受け手のメリット:圧が均等に広がり、安心感のある施術を受けられる。筋肉が自然にゆるみ、深いリラクゼーションにつながる。
- セラピストのメリット:腕や肩に負担をかけずに長時間の施術が可能。自分の体を守りながら施術を続けられる。
- 双方のメリット:お互いがリラックスでき、信頼感や安心感が施術の中で自然に育まれる。
結果として「疲れにくく、心地よく、続けやすい」施術が実現します。
🚪どう身につける?
体重圧は、誰でも少しの意識で習得できます。 ポイントは以下の通りです:
- 背筋を伸ばして正しい姿勢を保つこと
- 重心移動を利用して自然に圧を伝えること
- 呼吸に合わせてゆっくり圧を乗せること
文章で読むと簡単に思えるかもしれませんが、実際の体重の乗せ方や手の角度にはコツがあります。 その詳細は無料会員専用レッスンで動画と図解を使って解説しています。
💤まとめ:体重圧はセラピストの基本姿勢
腕力で押す施術は、受け手にとっては痛みになり、施術者にとっても体を壊す原因となります。 一方、体重圧は優しく浸透し、心地よいリラクゼーションを生み出すだけでなく、セラピスト自身も守ってくれる基本技術です。
長く続けられる施術、そして相手に安心を与える施術を目指すなら、腕力に頼らず体重で圧をかけることが欠かせません。
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