
読了まで
6分
記事を読んだらどうなるか?
肩こりを緩和させる知識を得る
読むのを推奨する方
なぜ肩こりが発生するのかがわからない
肩のどこを圧すのかわからない

ザッキー先生。
肩こりとはなんだ?なぜ俺は肩こりに苦しまなければならないのか?
そして、施術を受けると確実にコリが緩和している実感がある。どうか肩の圧し方を教えてくれ。
肩こりは本当にしんどいですよね💦
では、今回は肩こりについて話してきましょう!
あっその前にそもそもコリって何?って方はこちらもよろしければご一読ください。

ざっきー先生
肩こりの症状
肩こりとは、肩甲骨周りの筋肉が固まってしまい、重怠さを感じたり痛みが伴う状態を指します。これは長時間肩の筋肉に力が入り、だんだんと慣れてしまって、それが当たり前になってしまっている状態です。
簡単に言うと、力を入れ続けて脱力できない(力の抜き方が分からない)状態になっているということです。
また、筋肉の強張りから腕を上げたりなどの肩回りの筋肉を使った動きもやりにくくなります。
手を挙げて二の腕が耳に付かない、背中側で右手と左手同士が掴めない、触れない方などは肩こりが強いと言えるでしょう。
肩こりが発生しやすい方の特徴
主に肩甲骨や首を動かす時間が全然取れていない方が肩こりを引き起こしやすいです。
例えばPCや事務作業が多い方は、下向き前かがみで腕や手を沢山動かしていますが、肩、肩甲骨は全然動いていません。
また、スマホをよく使う方も下を向いて操作、または動画などを視聴している時もじっとしていますよね。
このように、ずっと同じ姿勢で動かずにいると肩回りの筋肉はどんどん硬くなってしまいます。
動かそうとしても固まっているので動かない→動かないから固まるといった負の無限ループになってしまうのです。
肩甲骨が特に大事!

肩回りの筋肉のほとんどが肩甲骨にくっついていることが多いです。
逆を言えば、肩甲骨さえ動かせるようになれば肩回りの筋肉を全部動かす事が出来ます。
しかし、普段の生活で肩甲骨を意識して動かしている方はほどんどいないと思います。むしろ動かし方がわからない、なんて方も多くいると思います。
下記の項目に思い当たるものがある方は要注意です!!
・うつむき前かがみの姿勢
・手を挙げた時に肩甲骨ではなく、身体全体を傾けて挙げる癖
・胸を張るような肩の動きをしてない
肩はどんな動きが出来るのか?

人間の肩は二の腕側の骨(上腕骨/じょうわんこつ)の関節部分が球状になっている球関節/きゅうかんせつと呼ばれる関節で構成されています。球状であることによって、動かせる範囲が非常に広い関節でもあります。またこの球状の関節を受け止めているのが肩甲骨にあるくぼみ(関節窩/かんせつか)です。つまり、肩甲骨も一緒に動くことで広く自由に動かせる関節となります。
手の上げ下げ、腕を背中に回す、胸を開く、などの動きが主な動きとなります。
肩の色々な圧し方
圧す際の注意点
肩の筋肉は首から肩にかけて曲面であるため、押すときの角度が重要です。
押す位置に対して真っすぐ入れないと圧が深部に届かずに逃げてしまい、気持ち良さと効果が薄れてしまいます。
体重圧を学ぶ編でテニスボールを押した練習を思い出して練習しましょう。
また、肩は肩甲骨があるので、骨を圧してしまうと不快な痛みを与えてしまいます。弾力のない硬さや違和感があった場合は、必ず相手に痛みや不快感がないかを確認しながら圧していきましょう。
圧す箇所

今回わかりやすく色シールを使って、骨、圧迫箇所をマークしてみました。
白色=骨
白色・・・骨の位置なので、圧すと不快な痛みが出るので避けて下さい。
赤色=圧すのを推奨 緑色=繊細な圧力コントロールが必要
赤色・・・コリが発生しやすく、辛い思いをしている方が非常に多い箇所です。積極的にほぐしてあげましょう。
緑色・・・ほぐすことで高いリラックス効果がありますが、人によって痛みが強く出る箇所です。圧迫する時は相手に確認しながら強さを調節しましょう。
黄色=要注意
黄色・・・付近に骨や神経があり、非常に痛みが出やすい箇所です。必ず相手に確認して注意してほぐしてください。
全色まとめ

一番最初に覚えるべき箇所は赤色シールの部分です。
一度に全てを覚える必要はないです。
まずは、赤色の部分に慣れてから、緑色、黄色にチャレンジしていきましょう。
緑色や黄色の箇所を行う際は、パートナーの方の反応や意見を聞きながら進めていきましょう。
基本的に痛みは避け、相手が気持ちよくいられるのがベストです。
緑色、黄色を習得した暁には、肩こりの緩和とリラクゼーション効果を同時に得られること間違いなしです。
焦らず、一歩一歩進んでまいりましょう。
実践編では、こちらのシールを基にして解説を進めていきます。
※あくまでシールの位置は目安であり、人によって多少ズレますので、必ず受け手の方とコミュニケーションをとって下さい。
まとめ

なるほどな。俺が慢性的な肩こりなのは、主に姿勢だろうな。心当たりありまくるわ。
しかし、その肩こりもザッキー先生の施術を受けると緩和するのも事実だ。
是非とも読者様には肩こり緩和の方法を知ってもらって生活に役立ててもらいたいと思う。
どうしても筋肉は使わないと固まってコリが発生してしまいます。
勿論セルフストレッチなどで解消できればそれが一番ですが、硬くて動かせなかったり
どう動かしたら良いかわからない場合は、誰かにほぐして貰うことが一番早いです。
むしろほぐして貰えれば多少なりとも動かしやすくなるので、ほぐして貰ってからセルフストレッチを行っていく事をおススメします!
次回はいよいよ、肩こり緩和の実践をやっていきましょう。

ざっきー先生



























