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記事を読んだらどうなるか?
揉み返しと好転反応の知識を得る
読むのを推奨する方
ほぐされて後日に痛くなってしまった方
翌日にかったるくなってしまう方

まだ店を転々としていた頃の話だが、疲労を癒すため、その日確かに身体を揉んでもらったんだが、後日、時間経過に伴って背中がヒリヒリするようになってきてな。あれは一体何が起きたのだ?
それはいわゆつ揉み返しってやつですね~
過度な強さで圧されてしまったり、無理やりストレッチされたりすると起こりやすくなります。
では今回は揉み返しについて、学んでいきましょう!

ざっきー先生
揉み返しって一体なに?

ほぐされた直後は体が楽になったのに、翌朝目覚めたら施術された箇所が痛む、、、なんだか身体が重怠いなぁ、、、そんな経験がありますでしょうか?
これは、強い刺激や無理な動きをされて、筋肉の繊維が傷ついてしまった状態になってしまっています。
その状態がずばり!揉み返しと呼ばれるものの正体です!
人によっては頭痛や吐き気、内出血を起こしてしまう場合もあります。
言ってしまえば、揉み返しとは怪我である、とも表現できてしまいます。
好転反応について

揉み返しとは別に好転反応と呼ばれるものがあります。
症状としては、体が重く感じたり、強い眠気や倦怠感を感じます。
これはほぐしによって筋肉が柔らかくなり、血流が良くなることでコリとして蓄積していた老廃物や疲労物質が全身に巡り、一時的に体が疲れを感じてしまうときに起こる反応です。
悪いものが流れている証拠でもあるので、決して悪いものではありません。
水や白湯を飲んで、体外に沢山排出するほど回復が早まるので、ほぐしを受けた日はいつもより多めに水分を摂っていきましょう。
揉み返しは、なぜ起きてしまうの?

施術を受ける時の身体の状態にもよりますが、よくある原因として過度な強さでほぐされて筋肉が傷つき、炎症を起こしてしまっている場合が多いです。
また、無理な姿勢で施術をされたり、柔軟性を失った筋肉を無理やり伸ばし過ぎたりするとリスクが高まっていきます。
次の項目に当てはまる方がいたら要注意です!
- 痛いくらい強く圧されるのが好きな方
- 筋肉をゴリゴリ弾くような施術が好きな方
- かなり久しぶりにもみほぐしを受ける方
揉み返しが起きてしまった時の対処法

揉み返しは圧された部分の局所的に起こる炎症、筋肉痛みたいなものなので、氷嚢か湿布などで冷やすと良いでしょう。
酷い揉み返しの場合、3日以上痛みが続いてしまう場合もあります。
なかなか治らない場合は医療機関で受診することをオススメします。
揉み返しを起こされないためには

もちろん施術者の知識と技術力が必要になるのですが、受ける側でも対策することができます。
一番大事なのは、“痛気持ちいい強さで施術してもらうこと”です!
お客様の中には、今の強さは少し痛いけど、それくらいじゃないと良くならないんじゃないか、弱くしてほしいけど言いにくいし我慢できるからいいやと、思っている方も多いです。
ですが、痛い強さのまま受けてしまうと、最悪の場合筋肉が傷ついて揉み返してしまう可能性が高くなってしまいます。
自分を守るためにも、強さ加減は施術者に遠慮なく伝えましょう。
強く圧されても効かない場合は、圧されている箇所が根本的な原因じゃなく、他のコリの要因で硬くなってしまっているのかもしれません。
強くほぐされる=効く施術ではないことは注意しましょう!
まとめ

なるほど、そうか!!
これまで痛みは効いている証拠だと根拠のない思い込みをしていたわ。結局は、自分の感覚が正しかったってことか。心地が良いが正義なのだな。
そうですね!!
折角の幸せな時間が残念に終わらないように、しっかりコミュニケーションを取ってお互い気持ちのよい信頼関係を築いていきたいですね。

ざっきー先生