

腰を支点にして重い物を持ち上げることで局所的痛みが生じていることが前回の座学でわかったぞ。今回は、それをどうにかしてくれるってことで期待していいのかな?
お任せください!腰はみんな辛い経験をしたことがあると思います。実際お客様でも非常につらいと訴える方が多いです!しっかり練習していきましょう!

ざっきー先生
レッスンの該当者
腰痛を緩和したい方
前提知識
こちらを先にインプットすることで、実践の密度が変わってきます。
レッスンの評価
腰は、にくづきに要と書くように、人体において要となる部位です。今回のレッスンでは、そんな重要な腰に対してのアプローチ方法や注意点を実践を通して学んでいきます。
難易度は、6ですが、重要度は8です。腰をケアできる技術が備わっていれば、今後の人生で大いに役立つという意味で、高めに設定してあります。
腰はみんな押されたい箇所でもあります。マスターすれば、あなたは皆からひっぱりだこになるでしょう。
それでは、レッスンスタートです。
圧す範囲と注意点を確認をする

腰の圧す範囲を解説していきます。
腰の圧す範囲・注意点
注意点1
背中から腰にかけて湾曲しております。また、コリが強い背筋は筋肉が盛り上がって丸みを帯びています。曲面に対して、垂直に圧せるように、身体の位置や圧す角度を変化させていきましょう。
注意点2
浮遊肋(第11,12肋骨)の圧迫に気を付ける。
コリを触ったときの感覚に似ているため、注意が必要です。
パートナーの方と意思疎通をとりながら、施術を進めていってください。
圧す範囲
背中から腰にかけての湾曲の始まりから、仙骨の直前まで。
※詳しくは、色付きのシールを用いて解説します。
実際に腰を圧してみよう
手根で圧す

自分の指先を外側に向けて、背骨に沿うようなイメージで手根を当てます。
そのまま真上から手根圧迫で①~③を2、3周してみましょう。
腰の反りに合わせて、垂直になるよう角度に気を付けてください。
今度は自分の指先が相手の背骨側になるように手根を当て、
角度に気を付けて、手根圧迫を掛けていきます。
3呼吸くらいでポイントをずらして順番に圧迫ます。
上記二つはあくまで基本的な圧迫位置です。
少し慣れてきたら、相手にやってほしい箇所を聞いてコリの場所と丁度良い圧加減を探してみてください。
受ける側は“痛い気持ちいい”を超えた強さだったら我慢をせずに、加減を調節してもらって下さい。
拇指で圧す

真上から圧す時よりも指が滑りやすい角度で圧迫するので要注意です!
拇指以外の四指は相手の背中に当てて、拇指がぶれないようにするのも良いですね。
コリの左右差があったりしますが、基本的にやることは同じです。
ただ、受け手側の丁度良い圧が左右同じではない可能性もあるので、必ず圧加減は確認してください。
実際にほぐしてみました
まとめ

すっかり楽になったわ。
やっぱり、好きな時に好きなだけ腰をケアできる環境があるって最高だぜ。
腰は主訴として訴える方が非常に多い箇所でもあります。
効く角度とポイントをしっかり押さえて、どんどん癒してあげちゃいましょう!

ざっきー先生





