

前回で肩をほぐす時のポイントと注意点が分かった。
実際のほぐし方を教えてくれ。
では早速、肩こりをほぐしてみましょう!
※私の主観になりますので、多少感覚とズレるかもしれませんがご了承下さい。

ざっきー先生
レッスンの該当者
肩こりを緩和したい方
施術の始め方が分からない方
お疲れ箇所の確認方法を知りたい方
前提知識
こちらを先にインプットすることで、実践の密度が変わってきます。
レッスンの評価
肩周りの施術は平面ではなく局面だったり、肩甲骨などの骨の近くをほぐしたりなど、注意すべきポイントがいくつかあります。よって難易度は8になります。難易度は高いですが、ほぐしてほしいと言われることがとても多い主訴でもあるので、マスターできれば沢山の方に必要とされるセラピストになれるでしょう。よって重要度は8となります。
圧す範囲と注意点を確認をする

肩こりでお悩みの方が圧してほしいと思う肩の範囲を紹介いたします。
肩の圧す範囲・注意点
注意点1
肩には肩甲骨、肩峰や肩甲棘といった骨の出っ張ったところが存在します。そこを重い圧で刺激し続けますと、パートナーの方が痛い思いをしますので、気を付けましょう。
注意点2
骨の際近くに移動するにつれて刺激が強くなっていくので圧力をしっかり確認しましょう。どれぐらいの圧加減が良いのか?その答えは、パートナーの方が知っております。相手とコミュニケーションをとって調節していきましょう。
圧す範囲
首と肩の付け根から肩先、肩甲骨まわりにアプローチしていきます。
実際に肩を圧してみよう

知らずに骨を圧す可能性があるので、最初から拇指で圧そうとはせずに手根で圧して範囲を確認してみよう。難しく考えずに感覚で覚えてしまいましょう。
手根で圧す
両肩に対して、それぞれ片方ずつ手の平が肩を覆うようにして手を置きましょう。
手根で肩を圧す時、手のひらに肩甲骨などの骨感を感じると思いますが、手根圧(手首近く)で圧すので狙って骨を圧さない限りは乗っちゃっても大丈夫です。不安な方は受け手の方に加減を確認してください。
基本的に体重圧で圧していきますが、広い面で圧す為に相手が息苦しく感じることもあります。圧加減は確認していきましょう。
※体重圧の方法が曖昧だと感じる方は、こちらで復習ができます。
大体3呼吸くらいで次のポイントに移動してください。
それ以上圧し続けると相手が苦しくなるので注意が必要です。
本格的に拇指で圧す
まとめ

いや~フルコースで受けてみたけれども~。施術中の気持ち良さだけじゃなく、施術後の肩と肩周りもだいぶ楽になっているな。
間違いないのは、赤、緑、黄色のポイントで相手が満足できるような施術ができたら、肩こりの緩和も自然とできているということだな。ん~この技が欲しいな。
知識などは勿論必要となりますが、百聞は一見に如かず、とにかく実際に触ってほぐしてみて体感することが上達への近道です。
やっていくうちに手の感覚もどんどん成長し、コリと骨とを直ぐに判断できるようになると思います。ただ練習しすぎて指を痛めないようにお気を付けくださいね。

ざっきー先生





