

待ってました^^
俺は今日、臀部への施術が身体にどんな変化をもたらすのかを確かめたいのだ。よろしくたのんだ。
お任せください!
では臀部の実践編に行きましょう!

ざっきー先生
レッスンの該当者
腰痛を緩和したい方
臀部の疲労感を取り除きたい方
前提知識
こちらを先にインプットすることで、実践の密度が変わってきます。
レッスンの評価
臀部は腰と比べて疲労感やコリ感を感じにくい部位ですが、腰痛などにはかなり深くかかわってくる部位です。今回のレッスンでは、臀部に対してのアプローチ方法や注意点を実践を通して学んでいきます。
難易度は6ですが、重要度は8です。腰と同等の数字ですが、腰とお尻は非常に関係性が深い為、一緒にしております。
お尻をしっかりほぐせば、腰痛や坐骨神経痛の緩和が期待できます!
それでは、レッスンスタートです。
圧す範囲と注意点を確認をする

臀部の圧す範囲を解説していきます。
骨の位置を確認しておく

こちらは、Ryuの仙骨の位置を示したものになります。
位置や形は、人によって多少の違いはあります。
パートナーの仙骨の位置や形は、あなた自身が手根を用いて確認してみてください。
どの箇所でも共通して言えますが、骨を認識しておきますと、拇指を行う際に効くポイントにアプローチができるようになります。(緑シール)
慣れてくると、手根で圧さなくても骨が見えるようになります。
それまでは、手根で骨を確認していきましょう。
臀部の圧す範囲・注意点


注意点1
仙骨や骨盤の位置に注意が必要です。
圧して硬い部分があったら、必ず相手に確認してください。
注意点2
臀部を上から手根で圧迫する際、パートナーの骨格にもよりますが、若干斜めから圧迫した方が垂直に圧せる場合もあります。
上から圧した際に、筋肉を捉えずにずるっと滑ってしまう感覚があった場合、曲線に対して90度で圧すように意識してみてください。
圧す範囲
臀部全体
※詳しくは、色付きのシールを用いて解説します。
実際に臀部を圧してみよう
手根で圧す

臀部は特に丸みがあるので、滑って圧が逃げないように注意です。
また、臀部の上部と中央に骨盤の骨や仙骨、尾骨などの骨もあるので、骨のような硬い部分は気を付けましょう。
手根は広い面で圧迫するので、表層にある大殿筋を狙います。
大殿筋はお尻のほぼ全体を覆う程の大きく強い筋肉なので、しっかり体重圧を意識してほぐしていきましょう。
どうしても斜面なので非常に滑りやすく、最初は捉えずらいです。
外側から中心に向かって圧す方法が一番やりやすいと思います。
慣れてきたら色々な角度でアプローチして、パートナーの方の好みに合わせていきましょう。
拇指で圧す

手根よりも拇指圧は深く入るので深層の筋肉にアプローチできます。
しかし、深層の筋肉は凝っている人ほど鋭い痛みを伴うくらい効いてしまう方が多いですので、圧加減はしっかり確認してください。
手根よりもピンポイント圧しなので、骨を圧してしまうと非常に痛いです!
骨を圧迫していないかどうか、相手に確認しましょう。
コリの左右差があったりしますが、基本的にやることは同じです。
ただ、受け手側の丁度良い圧が左右同じではない可能性もあるので、必ず圧加減は確認してください。
実際にほぐしてみました
まとめ

おーこれはすごい。重い物を持ち上げようとしたときの腰の負担がなくなってるわ。
下半身をほぐして機能させることで、腰の負担を減らしたってことか。原因に目を向ける大切さよ。
臀部をしっかりほぐせば、腰痛も坐骨神経痛にも効きます!
運動不足になりがちの現代、お尻周りは非常に凝りやすい部位なので、しっかりマスターしていきましょう!

ざっきー先生