軽擦法と十字圧迫を学ぶ

コリをほぐしたり、疲れを癒したり本格的な施術に入る前に相手の身体の固さを知る手技とかってないのかね~?

もちろんありますよ!カウンセリングでお話を聞いても百聞は一見に如かず、実際に触ってみないと正確にはわかりません。なので最初は軽擦法と十字圧迫法で相手の身体の状態を確かめていきましょう!

ざっきー先生

レッスンの該当者

レッスンの評価

難易度
2
重要度
8

この手技は、施術の始まりのあいさつであり、相手の身体の状況をしっかり確認できる大切な時間です。手のひらや押した時の弾力、反発具合で確認するので、やり方さえ覚えてしまえば割と簡単にできます。よって難易度は2です。しかしただ擦って押すだけではなく、どこが張ってしまっているのか、どこにコリがあるのかの確認ができる唯一の時間です。しっかりと把握して施術を組み立てていくので重要度は8となります。

こんな経験ありませんか?

お店に行ったことがある人ならば、一度は経験があるはずだ。

序盤に身体の硬さを認識される

背中から腰までを圧されて、「こってますね~」と言われたことはありませんか?

この時間はセラピスト目線で言いますと、背中を圧して背骨の弾力を確認したり、体のハリを確認しています。
実際に触れて確認することで、これからの施術の順番手技の大まかなプランを立てていきます。
つまり軽擦法と十字圧迫は施術開始の挨拶でもあり、施術方針の作戦会議の時間でもあるのです。

軽擦法、十字圧迫の特徴

これらの手技は、施術の方針を組み立てていく為に行います。

軽擦法、十字圧迫とは?

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上記で述べた通り、この二つの手技は相手の身体の状態を知り、施術を組み立てるときに使います。
軽擦は文字通り軽く擦る手技なのですが、手のひら全体を使って身体を擦り、コリやハリを見つけていきます。
さらに、いきなり触れるのではなく「これから施術を始めますよ~」と挨拶代わりにもなります。こうすることで、身体の強張りを取り除くことができます。

十字圧迫は両手のひらを十字に重ねて背中の上を圧迫して、相手の背骨の動きがどこまで動くかを確認していきます。

手技の実践

軽擦法

手のひら全体で相手の身体を擦っていきます。順番は特に決まりがありませんが、私の場合は腰から背中(起立筋のライン)→両手で両側同時に肩甲骨→腕(圧迫のみ)→背中から腰→臀部(圧迫のみ)→太ももから膝にかけて→足裏(圧迫のみ)の順番で行っております。
擦る時は軽く体重を掛けて、手のひら全体でコリやハリを探します。特に指先が浮かないように注意してください。

十字圧迫

両手を十字に重ねて背中を垂直に圧迫していきます。
背骨の上を圧迫していくので、相手に触れている下の手の指が背骨を押さないように気を付けてください。
イメージとしては人差し指と中指を背骨の両際において圧します。
本来はある程度しなる背骨ですが、コリが強い人ほどしならずに反発します。
Ryuさんの背中も圧迫しても沈み込まず、パンパンに張っている状態でした。

まとめ

なるほどな。スムーズに施術を進めることができる秘訣を見た気がするぞ。施術する前から身体が強張っていては、効果も薄れるってもんだ。やはり、何事も挨拶ってのは大事だな。

そうですね。また、施術する時はうつ伏せだったりで相手が見えません。コリの確認と同時に安心感を与えるにも効果的です!
しっかり覚えて施術の始まりからしっかり意識していきましょう!

ざっきー先生

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