

お~これは、知っているぞ。身体をもみほぐすと言えば、これだよな~。
じゃあ、今回は、イメージ通りのこの手技を深堀りする回ということだな?
その通り!
既に親指を使って指圧するのは、イメージしやすいことだと思います。今回は、そんな拇指圧がどのような用途で使われるのかを、私が施術を交えて解説していこうと思います。

ざっきー先生
レッスンの該当者
圧し方に困惑されている方
手根だと弱いと言われてしまった方
レッスンの評価
この手技もやはり、パートナーの満足度を上げるには、必須な手技となります。よって重要度は9です。
手根は、どこでも良いので手の平で筋肉を大きく捉えて様々な効果を生み出してました。
拇指圧は、より正確にコリを見つけてコリに対してピンポイントに圧を加えていく手技です。
ここに技術が要ります。よって難易度は9となります。
拇指の特徴3選

拇指は、コリに対してピンポイントで圧を加えるために使います。
コリの場所を感じ取れる
目視では、どこにコリがあるのか?はっきりわからないと思います。
人間の指先の感覚なら、どこにコリがあるのかを詳しく知ることができます。
だからといって、指でコリを探る目的で身体をずっと触られると、受け手側に不快な思いをさせてしまう可能性があるので、ずっと探るのはおすすめしません。
重要なのは、迅速かつ正確に、付近の凝っている箇所を指先で感じ取れるかということになります。
コリをほぐす
凝り固まった筋肉をほぐすのに拇指圧は最適となります。
親指でコリをピンポイントで捉えることができれば、軽い体重圧でも溶けるようにほぐれていき、より相手に満足してもらえます。
深層にある筋肉にアプローチ

体重圧と拇指圧を組み合わせることで、深層にある筋肉を触ることができます。
慢性的にコリを感じている方は、表層より身体の奥深くが凝っている可能性が高いです。
これを手根でやろうとすると、体重がかかる面が広すぎて深層に到達することができません。
深層へのアプローチは、体重圧と拇指を駆使してできる技です。
ざっきー先生は拇指をこう使う

私がお店で行う施術の中でも拇指圧はよく使います。
親指の範囲内でも、コリを点で捉えるのか?指の腹で捉えるのか?など様々な場面で指が接する部分を変えています。
身体に接している部分
筋肉が骨にくっつく部分(起始部、停止部)は骨が近くあり、指の腹で押そうとしても、骨を押してしまう可能性があります。その場合は指先で押せば、骨を避けつつピンポイントで捉える事が出来ます。
指先では鋭すぎて痛い方には、指の腹で当たる面を広くすることで、調節しています。
私は拇指をこう使う

コリが骨の近くや奥深くにあり、ガチガチに固まってしまっている時にピンポイントに狙いたいときに使います。
また、指先は人の中で一番繊細な感覚を感じ取れる部位なので、より正確に詳しく感じ取ることができます。コリと間違えて骨を押さないためにもしっかりと感じ取ることはとても大切です。
なので、コリを正確に見つけたいときなどにもよく使います。
実際に拇指で施術してみた

コリが生じる代表格と言えば、肩コリです。
拇指を使って肩を本格的にほぐしていきます。参考にしてみてください。
ポイント
- 持続的かつピンポイントでコリを捉えている
- 押す箇所によって角度と圧加減を変えている
- ずっとコリを探るような動作をしていない。
まとめ

やっぱり拇指圧は、期待を裏切らなかったな~爽快だわ。手根の時は、身体が温まって全体的にリラクゼーション効果を感じることができた。今回の拇指圧は、コリの解消だな。リラクゼーション効果はもちろんのこと、なにより満足度が高いわ。
コリで身体が辛い人ほど、「そこ効くーッ!」という爽快感が欲しいですよね!しかし丁度いい強さ加減は人それぞれ。点で深くが欲しい方には拇指圧を、広めでじんわり効かせてほしい方は手根圧など、相手の好みに合わせて使い分けていきましょう。


















